日々、幸せにすごすための処方箋

日々、過ごしていく上で、幸せとは何か、自分らしさとは何かのようなことをテーマに私なりの思想観を発信していきたいと思います。

覇気がなければ、夢を追い続けられない・・・

労働においても、趣味においても部活だってサークルだって・・・


そこには、前線という空間があります。


何かが動き続ける場所。それこそが前線なのです。


戦争ならば、それは戦地のことであります。


経営的に考えれば、それは店舗運営が前線であり、本社が後方支援に位置付けるのかなと思います。


前線は、常にそこで戦う人たちの精神状態は乱高下していますし、状況は常にドラスティックに変化しています。


そんな場所を統括し、まとめることは想像を絶するものです。


部活動ならば、毎日続く合宿でのスパルタな練習にどんよりした空気が流れたり・・・休みなく続く部活に不満が蔓延したり・・・


戦場ならば、いつやって来るかわからないその時に、兵士は精神的に疲弊しますし、勝てないのではないかという不安がさらに軍の士気を下げてしまいます・・・


仕事ならば、人員の不足する中で、必死に店舗を回しているのに、本社からは数字が低いと突っ込まれ・・・店舗で新しい試みを始めたものの本社から認めてもらえず衝突が絶えなかったり・・・



前線は、常に遠く離れた場所とかけ離れた異質な空間なのです。




事件は会議室でおきているんじゃない!現場で起きているんだ!!



っていう言葉は正に意表を突いています。



そんな前線をまとめあげ、目標に向かって進み続ける指導者には、他を凌駕する力が必要となるのです。



それこそが、覇気です!!



覇気とは、体からにじみ出るオーラや自信のようなものです。


この覇気を体にまとった指導者が前線において、弱った人々の士気を高め、希望の方角へ導くからこそ、成功や幸せは達成できるのです!


上杉謙信は正にこの覇気を身にまとった人でした。


義なくば、人にあらず・・・


そんな言葉を呟きつつ、前線では先頭に立って戦ったそう。



死ぬと覚悟して戦えば生き、死なんと戦えば必ずや死するものなり・・・


我に背くは、神に背くものと思え・・・


覇気をまとった人の言葉は、異常なほど深みがあるものです。


天下をとろうとしていた織田信長


信長と戦った手取りの戦い。


既に長篠の戦いで戦国最強の騎馬隊である武田軍を破った後、謙信は信長と能登半島を巡り戦うのです。


この時の越後の兵士はどんな心境立ったのでしょう
か。



天下の軍隊・・・

武田を破った鉄砲隊・・・



想像するだけでも恐怖だったのではないでしょうか。


ただ、越後には覇気を備えた謙信がいたのです。


恐怖を克服し、戦い、未来への希望を与えてくれる存在がいたのです。


そんな覇気を備えた謙信が前線で自ら陣頭指揮をとった手取川の戦いは上杉軍の圧勝に終わります。




上方表にて、武勇を誇る僻者(愚か者)ども。一騎一卒とも、生きて返すべからず・・・




その言葉に、上杉謙信の覇気が感じられます。


必ず自分達は勝てる!自分達は間違っていない!


そんな羅針盤のような役割を覇気をもった上杉謙信は越後の兵士に示してくれていたのです。


これは、現実社会でも一緒です。


部活だって、合宿の中日に車座になって自分達はどこを目指しているのかを考えてみる場を作ってみたり、連日の練習の合間をぬって、周囲を鼓舞する言葉をかけたり、冗談を言ってみたり・・・


仕事ならば、仕事終わりに、今の限界をいかに越えられるかをみんなで考えたり、常に人がいない状況下で戦うみんなを労ってあげたり・・・



ただそれだけで良いのです。



そこに、覇気が加われば。



この人がいてくれれば、戦える気がする・・・

この人がいると、空気が変わる・・・

この人がいるから続けられる・・・



この感覚こそが、覇気を持ち合わせている証拠なのです。

覇気を備える方法とは何か。

それは、いくつかあげることができます。


1つは、その道を極めること・・・部活なら誰よりも打ち込んでいること、仕事ならその道のパイオニアでありつづけること・・・

2つ目は、冷静さを持っていること・・・常に変化する状況を中長期的な視点から見つめ、周りを希望の方角へ導き続けるのです。

3つ目は、何かしらの思想といった人生の流儀を持っていることです。熱心な信仰を持っていたり、生きていくなかで、ブレることのない人生論を持っていたり。
その人自身を輝かせる精神的支柱を持っているということです。

最後に、忍耐力です。何事も一日にしてなりません。状況は常に好転するわけでもなく、失敗だって多く経験するでしょう。挫折や逆境の状況下でも成功や幸せを信じ、ひたすら耐える力。これこそ覇気を備える上で重要となります。


部活や会社といった組織だけでなく、世の中を率先して牽引していく人・・・



そんな人には覇気が必要なのです。


本社といった前線をしらない人たちは別に覇気なんかなくても、冷静な視点だけあればよいのかも知
れませんが、


前線で戦う人はそうはいきません。


つまり、誰よりも先に、未来の方へ向かって戦う人々には、覇気が必要不可欠なのです!



まだ見ぬ夢があるならば、

まだ見ぬ理想があるならば・・・

あなたには、覇気が必要なのです。


夢を叶えるためにも、今日から今ある環境で覇気がある人物として活躍していきましょう。




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